アナログ固定電話は、2024年位を境にメタルIP電話に移行します。
一般ユーザーにとっては、使い勝手はほぼ同じなので、通話料が割安になる、という程度の変化です。
ただ、さきざき、メタル回線を維持する意味というのはNTTにとってまったくありませんので、メタルIP電話のさらに先の未来というと違ってきます。
固定電話に多少の興味がある方なら、ご存じでしょう。
携帯電話回線で固定電話番号を発着信できるサービスがあります。
NTTも過疎地に限り、近い将来認められることだと思いますが、これがメタル回線を全廃したいという時代に入ると全加入者を対象に。
もちろん、固定電話ですから、届け出のある住所に設置されているということが重要です。
しかし、現状でもGPSの精度が悪い屋内で、携帯電話回線とwifi情報を組み合わせた位置情報がかなりの精度で実現しています。
メタル回線全廃の時代には、問題があったとしても容易に解決できると思います。
固定電話を1回線だけ引きたい店舗など意外と重宝されるのではないでしょうか。
(そのころには、店舗向けのネット回線は5Gで代替しているでしょう)
メタル回線全廃時代には、FAXが遺産になっていることを祈ります。
いいかげん、FAXなくしたいです。