OCN ONEを使ったら、セルスタンバイでバッテリーが猛烈に消耗しました。
セルスタンバイ問題とは
MVNO(仮想移動体通信事業者)が提供するデータ通信専用SIMカードを利用すると「アンテナピクト/データ通信ピクトが表示されない」「圏外時間100%」といった症状を起こすことを言う。
セルスタンバイ問題が起こった場合には、バッテリーの消耗が激しい。
問題が起こるかどうかは、機種に依存する
「使用する機種名(型番)+セルスタンバイ」で検索すると問題が起こるかどうかは、ある程度判断できる。
原因(推測)
てくろぐ: アンテナピクト問題・セルスタンバイ問題とは何か
”CSのRegistrationが許可されているかどうかに依存している可能性が非常に高い”
IIJエンジニアの堂前さんによる解説。
「音声通話に対応したMVNOサービスを利用している場合」には発生しない。
SMSに対応していれば発生しない
「音声通話に対応したMVNOサービスを利用している場合」には問題が起こらないわけですが、実はデータ通信専用SIMであっても「SMS」に対応していると問題が起こらない事がわかっています。
セルスタンバイ対策
・SMSに対応しているデータ通信SIMを使って、問題を発生させない。
・root化して、改変する。
というのが一番確実なのですが、SMSに対応していない場合やroot化を避けたい場合には、モバイルデータ通信を利用しない時にはオフにするというアナログな手法が効果的です。
スクリーンオフの時に自動的に機内モードに移行するアプリなどを使うと便利です。
Googleプレイで「機内モード」で検索してみてください。
アンテナピクトが表示されない場合には、擬似的に通知領域に表示してくれるアプリがあります。
Googleプレイで「アンテナピクト」で検索してみてください。
機内モード – Google Play の Android アプリ
アンテナピクト – Google Play の Android アプリ
SMSオプションに対応しているデータ通信SIM
IIJ、個人向けデータ通信サービスで音声通話機能付きSIMカード(みおふぉん)の提供を開始 | 2014年 | IIJ
ニュース 2013年10月31日:利用スタイルにあわせて通信容量や速度を自由に選択できる「OCN モバイル ONE」の機能・販売チャネル拡充について | NTT Com 企業情報
”お客さまからご要望の多いSMS(ショートメッセージサービス)機能の提供を12月中旬に予定しています。”
ぷららモバイルLTE
http://www.nttplala.com/information/2013/10/20131024.html
キャンペーンのページ
http://www.plala.or.jp/select/lte/
の「適用条件」に画像のような記載がある。
大々的に告知されていないが、SMSオプションが用意されている。
hi-ho、「hi-ho LTE typeD」シリーズでSMS機能に対応したSIMおよびnanoSIMの提供を開始│株式会社ハイホー
IIJ、「IIJmio高速モバイル/Dサービス」の一部料金を変更し、SMS機能に対応したSIMを追加 | 2013年 | IIJ
ServersMan SIM LTE 100:【dream.jp】
ユーモバイル | U-mobile
「U-mobile*d」
※安くてSMS対応可能なのですが、申し込みついてフォームから送信してから1週間ほど経ちましたが返事がもらえません。10月にはWebから申し込み出来る予定らしいので、それまで待てるならいいかもしれません。
※2013/09/25 結局20日ほど経ったのですが、まだ何も返答がありません。正式な申し込みが始まるまで案内がないのかもしれません。IIJでSMSオプションの提供が始まったので、そちらが良さそうです。
※2013/10/01 Webでの申し込みが始まりました。