【無接点充電】ワイヤレス給電規格「Qi(チー)」の基礎知識【非接触充電】

そろそろ本格的に普及しそうなワイヤレス給電についての基礎。

タリーズコーヒーなど、7法人約90カ所にパナソニックグループ エナジー社が、無接点充電パッド「チャージパッド」の導入するというニュースがありました。

そろそろ本格的に普及しそうな予感がします。
そこで基礎知識をおさらいです。

パナソニックグループ、タリーズコーヒーなどで無接点充電パッド「チャージパッド」を導入
http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=310497&lindID=4

国際標準規格

Qi(チー)は、Wireless Power Consortium が策定したワイヤレス給電の国際標準規格である。
出典 Qi (ワイヤレス給電) – Wikipedia

Qiは、古くから実用化されていた2つの隣接するコイルの片方に電流を流すと発生する磁束を媒介して隣接したもう片方に起電力が発生する電磁誘導を用いた「電磁誘導方式」を元にしている。この方式によるワイヤレス給電システムは過去に幾つか実用化されていたが、独自開発のものが多く、企業間での機器の相互利用が出来ない状態が続いていた。
そのようなデメリットを解消するため、2008年に WPC が立ち上げられ、企業間での相互利用を可能とする国際標準規格を策定する事になった。

現在実用化されている「Volume I Low Power」は、5Wまで

現在、携帯電話やスマートフォンを対象とした5W以下の低電力向け規格のみ策定されている。
出典 Qi (ワイヤレス給電) – Wikipedia

策定中の「Volume II Middle Power」は、120Wまで

中電力向けQi規格では120Wまで供給する事が可能となる
出典 Qi (ワイヤレス給電) – Wikipedia

これなら、タブレットや消費電力の少ないノートPCとかもいけそうですね。

「Qi」ロゴマーク

充電パッドの一例

共通の規格なので、どこのメーカーの充電パッドでも同じように給電することが可能です。
製品の一例をあげます。


ドコモ純正の充電パッドです。


マクセル製。
二つ同時に給電することができるので、家族で共有する場合やケータイとモバイルバッテリーを同時に充電したい時に便利です。


パナソニック製。
ムービングコイル方式で、受電コイル位置を自動で検出して移動する。

参照

ワイヤレスパワーコンソーシアム(WPC) – Wireless Power Consortium

Qi (ワイヤレス給電) – Wikipedia

第515回:Qi とは – ケータイ Watch

2012年夏モデルのスマートフォンで無接点充電(Qi)に対応している機種一覧 – NAVER まとめ